中学校受験とは

中学受験とは、中学校の入学試験を受験することです。特にこの試験を中学入試と言います。

その合格者におけるメリットとして「中高一貫教育」というシステムが存在します。

中高一貫校とは、中学校から無試験あるいはそれに近い形で併設・連携の高等学校に進学できるシステム(エスカレーター式)を取り、学校運営が一体化され、もしくは連携をして6年間一貫の教育が行われている中学校および高等学校です。

従来から同一の学校法人が設立する私立中学校および高等学校において、中学校と高等学校のスムーズな連携を志向して中高一貫化は行われてきました。中等教育の多様化を図った1998年の学校教育法改正で制度化されて以降、公立の中高一貫校も徐々に作られてきました。

公立の中高一貫校として

公立の中高一貫校には、

市町村の中学校と都道府県の高校が教師や生徒の交流など連携しあって中高一貫教育を行う「連携型」、

既存の都道府県または市の高校に中学校を併設して中高一貫教育を行う「併設型」、

前期課程(中学校にあたる)と後期過程(高校にあたる)に分けた6年制の学校の「中等教育学校」、以上の3種類があります。

福岡県立嘉穂高等学校附属中学校は、この中の「併設型」にあたります。

中学校へ進学するための試験がありますが、高校へは無選抜で進学でき、高校募集を行い、高校から生徒が新たに入学してくるという特徴があります。

本校の特徴

本校では、3年前から同窓会・PTAの協力の下、「嘉穂ドリームコンパス」という教育プログラムをスタートさせています。

このプログラムは6年間を見通した体系的な計画で、総合的な学習の時間におけるキャリア教育の視点から、「志の育成」「文の育成」「和の育成」を三つの柱として各種の取組を展開しています。

明治35年嘉穂郡立嘉穂中学校として開校し、長い歴史と伝統を誇る福岡県立嘉穂高等学校。

その長い間、積み重ねてきた様々なノウハウや人的資源を結集し、知識基盤社会における「21世紀型能力」(基礎力、思考力、実践力)を身に付けたグローバル人材の育成を図っております。

先輩の声

2期生 藤川 勝将さん(東京大学 文科一類)

 附属中で可能性への扉を開こう附属中には、筑豊トップクラスの環境が様々な面で整っていますが、ここでは学業について取り上げます。塾に頼らず学習することができます。高校の先生が授業することも多く、早くからより深い知識・教養に触れられます。自分の現在位置を把握するために、模試や検定試験に挑戦する機会も多く用意されています。そして、東大に合格できた一番の要因は、筑豊では類を見ない高い目標を持った仲間の存在です。厳しい学校というイメージを持つ人も多いと思いますが、附属中の先生は、生徒の意見を取り入れて下さる方ばかりなので、どうぞ安心して下さい。附属中で可能性への扉を開きましょう。皆さんの挑戦を心から応援しています。

2期生 佐々木 優色さん(佐賀大学 医学部)

 将来の自分について考えることができます私は現在佐賀大学医学部医学科で、医師になるための勉強をしています。附属中学校は、中高一貫ということもあり、勉強はとてもハイレベルでしたが、周りのクラスメイト達から良い刺激をもらいながら勉強できる環境でした。部活ではサイエンス部に所属して、大学や潤陵祭などで一般の方々に科学を体験してもらうための企画を考案したりブースを出したりしていました。様々な人と触れ合うことで、大きく成長できたと思います。また、嘉穂高校の卒業生の方々との繋がりで大学や企業に訪問する機会が多いので、自分の将来像について深く考えることができます。特に東京大学への訪問は、私が大学への進学を強く意識する良いきっかけとなりました。

6期生 大渕 陽向さん(生徒会長)

 先輩や仲間から良い刺激をもらっています附属中では、志の高い仲間達と切磋琢磨しながら、たくさんのことを学ぶことができます。解けない問題を解けるようになりたい、様々なことを知りたい、と思うようになり、自然と勉強する習慣が身につきました。また、何をするにも、必ず目標を立て、その目標を達成するために何をするべきかを考え、行動できるようになりました。中高一貫校なので、高校の先輩方をかかわる機会も多くあり、先輩方の姿を見て、中学校の頃から大学受験に向けて意識を強く持つことができます。部活動も盛んで、運動部も文化部も文武両道を実践し、日々努力を重ねています。先輩方や仲間から、常によい刺激をもらって、充実した学校生活を送っています。

6期生 松永 帆乃さん(生徒会学習委員長)

 英語を生かして多くの経験ができますこの学校に通う中で「ここがいい!」と思うところが三つあります。まず、静止礼です。静止礼とは、立ち止まって礼をすることです。この中学校では、日常生活を通して、将来必要となる礼儀作法を身につけることができます。次に、他学年との交流がたくさんあることです。一学年八十人と少ないですが、その分、先輩・後輩との交流をする機会が多く、部活動、委員会活動、行事で絆を深めることができます。最後に、学校外でも色々な経験ができることです。私は、英語のスピーチコンテストに出場し、最優秀賞を受賞しました。先生方の熱心なご指導のおかげだと思っています。また、2022年には米国領事館に行き、これからの日本における外交の重要性や、コミュニケーションツールとしての英語の必要性を学びました。この学校では、様々な経験を通して大きく成長することができます。みなさんもぜひ、私達と一緒に中学校生活を楽しみましょう!

2024年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  
  • 1(火) αタイム④
  • 2(水) αタイム⑤
  • 3(木) 2学期中間考査 1日目
  • 4(金) 2学期中間考査 2日目
  • 5(土) 嘉穂附属中学校10周年記念行事
  • 7(月) 進学説明会(中Ⅲ年生 保護者)
  • 10(木) 進学説明会(中Ⅲ年生 生徒)
  • 12(土) 令和7年度県立中高一貫教育校に係る学校説明会
  • 16(水) ベネッセ総合学力調査
  • 17(木) 宿泊研修①(Ⅱ年生)
  • 18(金) 宿泊研修②(Ⅱ年生)
  • 26(土) 嘉穂タイム④
  • 27(日) 数学検定①
  • 28(月) 芸術鑑賞(5、6限目)